夏祭りののぼり
子供の頃に、お婆ちゃんの家の近くで夏祭りが開催されるころには、私たち兄妹は2泊3日とかで遊びに行っていたのですが、家からは歩いて1分ぐらいのところに神社がありまして、夏祭りでなくても何かある時にはその神社に行くようにしていまして、正月の初詣もその神社に行くようにしており、小さい神社ではありましたが御利益があると一度有名になってからは多くの人が訪れるようになりました。
そんな小さな神社にもたくさんの思い出が詰まっている場所なのです。
そんな神社にも戦国時代から使われていたと思われる巨大な白と黒ののぼりが立て掛けられており、非常に大きくて怖いくらいで、いまでも夜はひとりではいけません。
お盆になると毎年お祭りがあるのですが、当時は屋台がひしめくようにして出ており、それと同じくらいにのぼりも沢山あり、お祭りらしい祭りで賑やかでした。
子供としては新しい発見や新しい冒険をしてみたいとおもう好奇心が強く、夜で掛けて赤ちょうちんが吊り下げられていたり、屋台がたくさんあったり、のぼりが色鮮やかだったりして、非常にワクワクするような体験で、神社で行われる祭りが楽しみでした。
その中でも金魚すくいと書かれているのぼりを見つけるのが好きでして、基本的に母親は金魚すくいをタブーとして嫌っていたので、お婆ちゃんと祭りに行くときは許され、とても楽しい思いをしたこともあり、家に持ち帰るまでは良いのですが、そのおかげで夏休みは金魚の世話に追われることになり、若干後悔をするのでした。
また、のぼりが出ているだけで、祭り全体が賑やかなものになると子供ながらに感じていて、何時もとは違う風景に特別な感情をいだいていたのだと思います。
スーパーマーケットのぼり
大学生の時にアルバイトをしていたスーパーマーケットのレジですが、そこでものぼりを大いに活用しているのを目の辺りにしたのですが、毎月特売日が設けられていまして、その度にのぼりを店頭に立てて通行人に対して宣伝していたのですが、のぼりを制作して立てるのはアルバイトの仕事であり役割でして、楽なように思えるかもしれませんが、実際にはこれが結構大変で重労働なわけですが、男性であれば簡単かもしれません。
のぼりは組み立てるところから始まり、しっかりと組み立てをしないと強い風が吹いたときにはすぐに壊れてしまいますので、ちょっとしたコツが必要になります。
最初は失敗して店長に怒られたこともあるのですが、そのうちコツが分かってくるようになるのですが、やはり女の私にはのぼりの本数が多くて、きつく縛る作業などもとても骨の折れる作業でしたが、風が強い日はさらに地獄の作業でして、横にしている時はのぼりも軽いのですが、立てて風圧を受けることによって、鉄の塊でも持っているかのような重さになり、これを私ひとりで立てなくてはならないときはしんどかったです。
そんな日の翌日は、朝起きたら両腕が筋肉痛になっていることもありました。